川崎公靖がエース機候補をゲット/ボートレース唐津
ボートレース唐津では13日ぶりの開催となる「PayPay銀行杯」の4日間シリーズがスタートする。V候補の筆頭に挙がるのは、地元の「ドン」として知られる深川真二。今年は地元での2勝を含む計6Vを達成しており、その勝負強さが光る。現在1着数「96」でランキング3位につけ、スロー水域からの白星量産を狙う。 12Rの「ドリーム」では、塩田北斗、島田賢人、新田泰章、市橋卓士、是澤孝宏を相手に逃げ切りを目指すが、深川が操る27号機はエンジン評価が「D」と低め。一方、島田と市橋は出足や回り足に定評がある優秀なエンジンを手にしており、新田も当地連覇を狙う。下降気味のモーターながら、船岡洋一郎によるペラ調整で悪くない仕上がりを見せている。深川の前検での感触は「調整を変えただけかな。そんなに悪くなさそうだけど、俺の体感では回ってないかな」といったところで、可もなく不可もなくの印象だった。 予選が2日間と短期間での開催となる中、各選手が初日から好スタートを狙っている。特に注目したいのは川崎公靖の12号機。このエンジンは初下ろしから出畑孝典と深川が2節連続で優勝しており、2節前には1号艇で優出した林美憲も「全部の足がいい。特に回ってからの立ち上がりがすごい」と称賛したエース機候補である。川崎は初戦10Rに5号艇での出走だが、鋭い差し込みで見せ場を作れるかが注目される。
マクール