「生意気さが役に立ちました…」川村壱馬の照れ笑いの理由とは? THE RAMPAGE“スリボ”の三角関係
THE RAMPAGEの“スリボ”として、とりわけ多くの時間をともに過ごす川村壱馬、RIKU、吉野北人の3人。 【画像】川村さん、RIKUさん、吉野さんの撮りおろしポートレート写真はこちら メジャーデビューから間もなく7年。「CREA」2024年冬号では、ドライでも、なれあいでもない、数々の局面を乗り越えてきた彼らの、稀有な関係性に迫るインタビューを敢行。その全文を掲載します。
救い救われる三角関係
THE RAMPAGEのボーカルとして活動する川村壱馬さん、RIKUさん、吉野北人さん。分刻みの多忙なスケジュールの合間を縫って現れた彼らは、やわらかくも、どこか3人だけの世界があるような、そんな雰囲気を纏っていた。 メジャーデビューから間もなく7年。“スリボ”の愛称で親しまれ、多くの時間をともに過ごしてきた彼らが、2023年12月1日より公開中の映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』で、初めてトリプル主演を務める。 3人が演じたのは、一夜限りの恋人として女性を満たすデートセラピスト。夜の世界に生きる職業ということから、どことなく派手な人物像を想像してしまうが、彼らは女性の内面と向き合う役割をまっとうする。人と繋がり、影響を与え合うセラピストとして、人間らしいリアルな佇まいが光った。
映画初出演のRIKU「心の中で感じたことを…」
寡黙ながらも自然な振る舞いで観客を物語に誘ったのは、本作が映画初出演だったRIKUさん。 「心の中で感じたことを目で伝えるような、心の中でしゃべっているような感覚でやっていました」 そうRIKUさんが話すと、吉野さんもうなずく。 「できるだけ自然体でやることを僕も意識しました。日常を見せるシーンも多かったので、本当に自然体で」 一方、川村さんは演じた刹那と自身にリンクするところがあったと話す。 「大阪出身で関西弁のところも同じですし、後半のとあるシーンでは自分で考えた3分くらいの台詞もあります。“壱馬の言葉でお願いしたい”と監督に言われて、自分と親の関係も考えながら経験を基に紡ぎました。想いの詰まった台詞です」