ナダルが2試合連続の逆転勝利で2022年フレンチ・オープン以来の決勝進出「素晴らしいニュース」 [ノルデア・オープン/テニス]
ナダルが2試合連続の逆転勝利で2022年フレンチ・オープン以来の決勝進出「素晴らしいニュース」 [ノルデア・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月15~21日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したラファエル・ナダル(スペイン)が1セットダウンから巻き返して予選勝者のドゥジェ・アジドゥコビッチ(クロアチア)を4-6 6-3 6-4で倒し、今季初優勝に王手をかけた。 ~ノルデア・オープンで2022年フレンチ・オープン以来の決勝進出を決めた2005年大会チャンピオンのナダル選手~ 前日に4時間近い死闘を演じていたナダルは立ち上がりから2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落とすと第2セット第1ゲームでもブレークを許したが、そこから奮起して最終セットに持ち込むと3-0から3-3に追いつかれた直後に相手のサービスゲームを破って2時間12分で勝利をもぎ取った。 「厳しい試合だったと思う。相手(アジドゥコビッチ)は僕が対戦してきた中で最高クラスのバックハンドを持っていた。彼は自信満々で挑んできた。僕は彼を押し返そうとしたけど、凄く難しかった」とナダルは試合後のオンコートインタビューで語った。 「長い間決勝に進むことができていなかったけど、何とか生き残る方法を見つけ出すことができた。だからこれは素晴らしいニュースだし、凄くうれしいよ」 2005年大会チャンピオンのナダルは14回目の栄冠に輝いた2022年フレンチ・オープン以来の決勝で、チアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第7シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)と対戦する。
テニスマガジン編集部