バイエルンですでに “26ゴール”をマークする新ストライカー 指揮官も驚くケインの影響力 「人としても、サッカー選手としても最高レベル」
加入後、すぐに欠かせない存在に
今シーズンよりバイエルンでプレイするイングランド代表FWハリー・ケイン。 ケインの移籍は大きな話題となり、プレミアを代表するストライカーが新天地でどのような活躍を見せるのか注目を集めていた。そんなケインは今季ここまで公式戦23試合で26ゴール8アシストを記録。ブンデスリーガでは16試合で22ゴール5アシストをマークしている。 [動画]ケインもゴールを決めたホッフェンハイム戦のハイライト ドイツの地でも圧巻のペースで得点を量産しているケインだが、指揮官のトーマス・トゥヘルは米『ESPN』で、同選手の性格の部分を称賛しており、周りに与える影響力について語っている。 「彼のコーチになれたことは、正直なところ、ただの贈り物だ。私はとても光栄に思っている。彼はとても謙虚な人で、毎日一番最初に(トレーニング)ピッチに立つ。彼はとても謙虚で、フィールドではサメになるような個性を持っている。彼はゴールを目指し、勝利を目指しており、それを毎日実践している」 「彼はよくトレーニングをし、必要なことを行い、みんなに自分のクオリティを示し、周りを落ち着かせ、彼はその純粋な存在感でみんなを良くしてくれる。彼は人間としても、サッカー選手としても最高レベルだ。彼は完全なチームプレイヤーであり、勝てないことには満足していない、勝者だ」 トゥヘルはケインのサッカーに向き合う姿勢や謙虚さが、試合中だけではなく、トレーニングやロッカールームでも周りに影響を与えていると語る。 ケインは得点を量産しているが、ゴールだけにこだわるエゴイストではなく状況に応じてチームメイトを生かすこともできる万能型ストライカーだ。チームのことを考えるプレイは周りからの信頼を得ることにも繋がり、バイエルンでもレロイ・サネらと素晴らしいコンビネーションを築いている。 今シーズンも得点を量産しているケインだが、1年目のドイツでどこまでゴールを積み重ねていくことができるのか目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部