読み聞かせの魅力伝える 「絵本ランド」高岡、射水でイベント 作家・ひろかわさん、けいたろうさん出演
とやま元気ワールド「絵本ランド2024」(富山新聞社、北國新聞社などでつくる実行委員会主催)のイベント「絵本で遊ぼ! 絵本とタッチ!」は1日、射水市大島絵本館と高岡市の文苑堂書店福田本店で開かれ、絵本作家のひろかわさえこさんと「聞かせ屋。けいたろう」さんが読み聞かせや演奏、手遊びで子どもたちを楽しませ、幅広い絵本の魅力を伝えた。 【写真】手遊びで会場を盛り上げる富山短大の学生=射水市大島絵本館 けいたろうさんは著作「どうぶつしんちょうそくてい」や、ひろかわさんが絵を担当した「たっちだいすき」「ようかいサッカー」を読み聞かせた。来場した園児や児童は一緒に声を出したり、保護者や友達とハイタッチをしたりした。けいたろうさんはウクレレの演奏と歌、手遊びも交え、会場を盛り上げた。 ひろかわさんはホワイトボードに一つ目小僧やちょうちんお化けを描き、人間に忘れられて腐ってしまった野菜たちの絵本「ぞろりぞろりとやさいがね」を読み聞かせた。 大島絵本館ではイベントに先立ち、富山短大幼児教育学科の学生が大型紙芝居や手遊びを披露した。 高岡市二塚小3年の畑菜々美さん、二塚保育園年長の稜介ちゃんきょうだいは「大きな紙芝居が面白かった」「ようかいサッカーが好き」と笑顔を見せた。射水市小杉小4年の萩野月葉さんは「妖怪はちょっと怖いけど、サッカーする絵本は楽しかった」と話した。 絵本ランドのウェブサイト=www.ehon-land.jp=では10月31日までアナウンサーの読み聞かせ動画が公開されている。