死んだカラス2羽から「鳥インフル」陽性反応 石川・羽咋市
石川県は13日、羽咋市内で死んでいたハシブトカラス2羽に、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表しました。 石川県によりますと13日、羽咋市内で死んでいるハシブトカラス5羽を回収し、簡易検査を行った結果、このうち2羽からA型鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。 今後、詳しい遺伝子検査を行うため国立環境研究所に検体を送り、高病原性鳥インフルエンザに感染しているかどうかを確認するとしています。 石川県は半径3キロ以内で家きん類を飼育する施設へ立ち入り検査を行い、異常がないことを確認しています。また100羽以上を飼育する施設に対しては改めて立ち入り検査と消毒作業を行うということです。 石川県内で鳥インフルエンザが発生したのは、2023年2月27日に小松市で見つかった野鳥のハヤブサ1羽から確認されて以来です。 石川県は14日から4週間、野鳥監視重点区域となっている河川やため池など渡り鳥が多く見られる10か所程度で、監視パトロールを強化します。
北陸放送