大相撲元幕下、舞蹴が引退「今はやりきったという気持ち」 福井県出身、在位40場所で通算142勝
大相撲元幕下で西三段目16枚目の舞蹴(25)=本名林舞蹴、福井農林高校出身、二子山部屋=が夏場所を最後に現役を引退した。既に日本相撲協会に引退届を提出しており、協会は5月29日に発表した。舞蹴は5月28日、福井新聞の取材に「今はやりきったという気持ち」と述べた。 福井県福井市出身の舞蹴は2017年秋場所、前相撲で初土俵を踏んだ。郷土力士としては14年半ぶりとなる初土俵だった。同年11月の九州場所は西序ノ口20枚目で6勝1敗。そこから6場所連続で勝ち越すなど活躍し、19年夏場所では幕下に昇進した。在位40場所で最高位は22年春場所の東幕下29枚目。通算142勝131敗だった。
福井新聞社