無名俳優だった古谷蓮が寺修行をしながら禁欲生活に挑む!『僕の月はきたない』劇場公開決定
コロナ禍の2020年にリモート映画制作プロジェクト「#おうちで映画制作部」の一つとして発表されたフェイクドキュメンタリー映画『30days』。その後日譚を描く『僕の月はきたない』が6月15日(土)より新宿K's cinemaにて劇場公開されることが決定し、このたび予告映像が解禁された。 【写真を見る】コロナ禍にリモートで作られたフェイクドキュメンタリーの後日譚!禁欲生活を延長した無名俳優に思わぬ展開が… 『30days』は無名俳優の古谷蓮がコロナ禍を有意義にするため、30日間の禁欲生活を決行。達成した後に憧れの人に告白をするものの、自らの魅力のなさを痛感し90日間の寺修行に行くことを決意する様が描かれた。そしてその後日譚となる本作では、寺修行をしながら禁欲と自己鍛錬の狭間で足掻き苦しみながらも自己発見していく古谷の姿を活写。しかしそんな彼の前に、『30days』の大ファンだという琴絵が現れ…。 主人公の古谷を演じるのは前作に引き続き古谷蓮。そしてヒロインの海野琴絵役を架野ゆらが演じ、共演には仁科貴、国保裕子、坂牧良太、鹿野裕介、芹澤興人といった個性豊かな顔ぶれが集結。また、前作に感銘を受けたという新鋭、工藤渉監督がメガホンをとり、『くそガキの告白』(12)や『生きててよかった』(22)の鈴木太一が脚本を担当。前作を手掛けた吉田浩太がプロデューサーを務める。 このたび解禁された予告映像では、主人公の古谷が叫び、悶え、走り回るという暑苦しいほどにまっすぐな禁欲生活の様子が確認できる。寺修行をしながら自己鍛錬を重ねる古谷に、いったいどんなクライマックスが待ち受けているのか。青年の葛藤に真正面から向き合うジャンルレスな禁欲青春映画の到来に、期待は高まるばかりだ! ■<コメント> ●古谷蓮(古谷蓮役) 「このたび、『僕の月はきたない』が劇場公開されることが決定しました。人生本当にどうなるかわからないもので、当時はひたすら悩んで、変わりたくて、藁にもすがる思いで修行に行きました。あの場所で過ごした事は自分にとって本当に大切な時間で、まさかそれを映画にしていただけるとは思いもしませんでした。本当にありがとうございます。アホでくだらないけど、勇気を出せる作品だと思ってます。ぜひたくさんの方に見てほしいです」 ●架乃ゆら(海野琴絵役) 「出演した映画『僕の月はきたない』が公開決定しました。古谷蓮という一人の役者の人生!のような、叶わない恋をしたみんなの人生!のような、そんな重力がある作品に携わることができてとても幸せです。ぜひより多くの方にこの作品が届きますように!」 ●工藤渉(監督) 「先輩である吉田浩太監督と主演の古谷くんと打ち合わせの際に、禁欲にかける想いを古谷くんから聞き面白かったのを良く覚えてます。全然わからないし共感できないと思って聞いてました(笑)。ただ謎のパワーというか、人を拒絶せず生きて走って向かっていく古谷くんは変なやつだし、編集しても未だに意味不明なんですが、吉田さんや現場では僕が信頼してるスタッフ、さらに共演者の架乃ゆらさんにも愛される凄い奴です。是非劇場でご覧いただければと思います」 ●吉田浩太(プロデューサー) 「コロナ禍で仕事がなくなったとき、ふと思いついたのが俳優古谷蓮が30日間禁欲をするというしょうもない企画でした。禁欲を達成した彼がその後なぜか寺修行に向かうことになった出来事をベースにしたのが、映画『僕の月はきたない』です。こんなどうしようもない企画を、鈴木太一が見事な脚本にし、工藤渉が見事な演出によって唯一無二の青春映画に仕立て上げました。古谷蓮×架乃ゆらの傑作禁欲青春映画を是非お楽しみください!」 文/久保田 和馬