「オオタニのような7億ドルの価値があるのか?」今オフFA市場“最大の目玉”をバッサリ「匹敵するものではない」その理由とは
ヤンキースからFAとなっているファン・ソトは来季どのユニフォームを着るのか。今オフFA市場最大の目玉とされる若きスラッガーの動向に注目が集まっている。 【動画】強烈な先制2ラン!ファン・ソトがポストシーズン2号本塁打を放つ ソトは今季メジャー7年目でキャリア最高となる41本塁打をマーク。さらに打率.288、109打点を記録した。26歳と年齢も若いことから争奪戦の様相を呈している。 しかし、海外メディア『AlBat』は「フアン・ソトにはショウヘイ・オオタニのような7億ドルの価値があるのか?」と衝撃的な見出しの記事を掲載。 記事ではソトに対して「大きな可能性を秘めた並外れた選手だ」と実力を認めながらも、大谷との違いをこう指摘する。 「オオタニは単なる野球選手以上の存在だ。それは国境を越えた世界的ブランドであり、文化的事象だ。投打の両方に優れた彼の能力は、カリスマ性と日本の伝統も相まってスポンサーを引きつける存在となっている」と、大谷のプレーヤーとしての実力以外の魅力についても触れ、絶賛している。 さらに「世界中の企業が彼と提携しようと競い合い、チームに巨額の追加収入をもたらしている」と指摘。「ソトは優れた選手で素晴らしい才能を持っていて、彼の商業的魅力は重要であるものの、オオタニのそれに匹敵するものではない」と言い切っている。 同メディアは、ソトには敏腕代理人で知られるスコット・ボラス氏がついており、マネーゲームに発展する可能性は高いものの、大谷のように「7億ドル」の価値はないとバッサリと切り捨てた。 現状、ヤンキース残留の可能性以外にメッツ、ブルージェイズ、レッドソックスの3球団が獲得へ動いているとされているが、果たしてどんな契約条件でソトを迎え入れるのか。今後の行方に注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]