センバツ高校野球 木更津総合いざ初戦 VS山梨学院 夢舞台「積極的に」 /千葉
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)は大会第3日の21日、木更津総合が第1試合(午前9時開始予定)で山梨学院(山梨)との初戦に挑む。選手から意気込みを聞いた。 選手らは20日、大阪市内で練習を行い、本番に備えた。投手の越井颯一郎(3年)=写真=はブルペンで30~40球を投げ込んで調整した。山梨学院の強力打線に対して「緩急をうまく利かせ、変化球を使うタイミングが大事になる」と気を引き締めた。 投球練習の相手を務めた捕手で主将の中西祐樹(同)は「コントロールが良くなってきており、直球の調子も上がってきた」と仕上がりに手応えを語った。京都府出身の中西は地元関西での対戦に「懐かしい感じがする」と話し、活躍を誓った。 外野手の山田隼(同)は夢舞台を前に「緊張するかもしれないが、仲間と声を掛け合って普段どおりのプレーをしたい。初球から積極的に振っていきたい」と力を込めた。【長沼辰哉】