【ハイライト動画あり】立教大学が地力証明。明治学院大学は一矢報いる。関東大学対抗戦A・B入替戦2024
しかし終盤でもアジリティが落ちない立教大バックスが、その後に3連続でフィニッシュ(CTB江田優太、SO中優人、FB大畑咲太)。さらに後半34分に途中出場の大上翔がチーム13トライ目。スコアは83-14と大きく開いた
ただ明治学院大も集大成の今季ラストゲームだ。
最終盤、敵陣22m内ラインアウトで勝負のバックス展開。SO後藤朝霧がキャリーに切り替えてゲインを切る。素早くポジショニングしたCTB上羽健が間隙を破り、チーム3本目を切り取る。生み出したモメンタムを得点に変える集中力を終盤に発揮してみせた。
しかし最後はミスを誘った立教大が、敵陣アタックからSO中優人がフィニッシュ。14トライ目を挙げ、88-21のビッグスコアで対抗戦A残留。大きな潜在力、来シーズンの飛躍も感じさせる内容で見事に勝ち切った。
創造性豊かなアタック、展開力をみせた明治学院大は対抗戦B残留。一定の成果を挙げながらも、2014年以来の対抗戦A参戦は次のシーズンへ託されることとなった。
多羅 正崇