wacci、6枚目フルアルバム発売&初の野音ワンマン発表「最高の1年に」結成15周年イヤーへ意気込み
5人組バンド「wacci」が25日、東京・昭和女子大人見記念講堂で全国ツアー「IROAI」(8都市9公演)のファイナル公演を開催した。 自身最大規模の全国ホールツアーの最終公演は、ボーカル・橋口洋平による「行くぞ、ファイナル~!」の呼びかけで開幕。12日にリリースした新曲「どんな小さな」や、総再生回数2・5億回突破の人気曲「恋だろ」など“愛”をテーマにした20曲を披露した。 橋口は、「いろんな愛を歌う“IROAI”ツアーでは、全国各地でたくさんの愛を交換して積み重ねてきました」とツアー完走を歓喜。「最高の手拍子と歌声と笑顔をありがとうございます。あったかい空間を一緒に作れて幸せです」と感謝した。 新曲「どんな―」は、俳優・松下洸平主演の日本テレビ系「放課後カルテ」(土曜・後9時)の主題歌。ドラマの世界観ともリンクした、優しく寄り添うバンドらしい歌詞が話題で「あなたの中にいる自分に花丸を付けられるような歌なのかなと思います。ひとりひとりの心の奥に届けます」とライブ初披露した。 12月に結成15周年を迎える。来年1月29日に、2年ぶり6枚目のフルアルバム「Dressing」をリリースすることを発表。さらに、来年2月に「Billboard Live Tour」実施や、同9月13日に日比谷野外音楽堂での初のワンマンライブ開催なども決定し、「野音は僕らの夢でした。その日に向かって全力で足並みそろえて頑張ります!」と呼びかけ、会場を沸かせた。 橋口は「この15年でかなえられたことも、かなえられなかったものもあります」と道のりを振り返り、「これからもいろんな気持ちから逃げずに、ひとりひとりに寄り添える曲をバンドで届けていきます」とファンに約束した。
報知新聞社