元巨人ドラ3の戦力外通告を笑顔で支える両親に反響「いい親子で泣ける」「母ちゃん幸せに…」
元巨人の菊田拡和内野手(23)が25日にTBSで放送された年末恒例の特番「プロ野球戦力外通告」に出演。両親との絆と現役続行への思いが反響を呼んだ。 2019年ドラフト3位で巨人入り。茨城・常総学院では高校通算58本塁打で「常総のバレンティン」の異名を誇ったが、巨人では5年で1軍出場6試合。腰のヘルニアも患い、今年9月30日に戦力外通告を受けた。 番組では菊田を支え続けた地元・茨城の両親を取材。母親は高校時代は5時に起床して仕事、家事、菊田の送迎をして毎日深夜1時就寝の生活で息子を支えたことを紹介。父親も約100万円かけて自宅の横に練習場をつくり、息子にティー打撃のボールを上げることを日課にしていた。 「息子が頑張ってるからこっちが弱音吐けない」と笑顔を忘れない母親の姿に視聴者は感動。SNSでは「泣いちまったわ」「菊田いい子だなぁおい」「いい親子で泣ける」「菊田くんはご両親、特に母ちゃん幸せにしてやってくれ」と応援の声が上がった。 「両親がまだ(野球する姿を)見たいって。そこが現役を諦めない理由のひとつ」と明かした菊田は、トライアウトの末、社会人野球のミキハウス入りが決定。カテゴリーは変わるがもう一度ユニホームを着てバットを振る姿を両親に見せられることになった。