川崎・鬼木監督 浦和戦が後半開始前中止→浦和監督交代での再試合に「(監督が)代わってましたね」と苦笑い
J1川崎は28日、川崎市内での練習を公開。鬼木達監督(50)は荒天で後半開始前に試合中止となった24日のJ1第28節・浦和戦(埼スタ)で、再試合について「ポジティブに捉えれば、どんなサッカーになるのかみんなの興味があるのでは。それも一つのやりがいとしてやっていきたい」と話した。 前日には浦和のヘグモ監督の解任が発表され、昨季まで指揮を執っていたスコルジャ氏の新監督就任が発表された。これにより、再試合が後半のみとなった場合は、1試合の前後半で監督が代わるという事態が話題となったが、これには鬼木監督も「(監督が)代わってましたね」と苦笑いだ。 再試合の詳細は未発表だが、1点ビハインドで後半のみが再試合として行われる可能性に「時間の制限がある中で、選手がどういうパフォーマンスを出せるのか、どんな面白いゲームをお互いに展開できるのかを考えるのも、ある意味で楽しみ」と話した。 川崎が初の決勝進出を果たしたクラブユース選手権(U-18)の決勝・ガンバ大阪ユース戦でも荒天で40分1本勝負という試合形式になり、互いに点を取り合う激しい展開になった。 鬼木監督は「クラブユースも時間制限があったが、やっぱり試合もすごくドラマがあった。45分間を体力的にも頭的にもリセットされた状態で、面白い形でスタートを切れれば」と限られた時間で、持ち前の攻撃力を生かして白熱の展開とする考えを示していた。