【鹿児島県高校駅伝】男子・鹿児島工業が初優勝! 女子・神村学園が9連覇達成 京都・都大路へ
鹿児島テレビ
全国高校駅伝・都大路をかけた鹿児島県高校駅伝が2日、鹿児島県指宿市で行われ、男子は鹿児島工業が初優勝、女子は神村学園が大会9連覇を達成しました。 42.195キロを7区間で競う男子のレースには、23チームが出場しました。 各チームのエースランナーが集う1区。 ナンバーカード4番の鹿児島工業1年・米永が快走を見せます。 残り2キロ付近で、先頭集団を抜け出すと、一気にスパート。 1年生エース・米永の区間賞の走りで、鹿児島工業がトップでたすきを繋ぎます。 1区 区間賞 鹿児島工業1年・米永侑悟選手 「何としても1位で2区の(本門)望来に渡すとずっと思ってました。自分たちにかかわって下さった方に最高の結果で恩返しできたので本当に良かった」 しかし、連覇を目指す鹿児島城西も意地を見せます。 2区でトップに立つと、第3中継所まで先頭でたすきを繋ぎます。 そして4区、鹿児島工業の3年生・東が鹿児島城西に迫ります。 東は区間賞の走りを見せ、54秒差を付けて鹿児島工業が再びトップに。 前半で下級生が勢いをつけ、後半は4人の3年生でたすきを繋いだ鹿児島工業。 最終7区、アンカーの桑野が仲間の待つフィニッシュ地点へ。 混戦となった男子は鹿児島工業が初優勝を果たし、都大路出場を決めました。 初優勝 鹿児島工業3年・牛原幸英キャプテン 「自分たちに関わった方々に最高の結果で恩返しできたので、本当に良かった」 「(都大路では)きょう以上の最高な状態で、チームの走りができるように残りの練習も頑張って行きたい」 一方、女子は13チームがエントリーして、21.0975キロを5人がつなぎました。 1区で飛び出したのは2023年、都大路を制した王者の神村学園。 一度もリードを許すことなく、5人全員が区間賞の走りで大会9連覇を達成し、全国大会の切符を手にしました。 9連覇 神村学園2年・堂園心花選手 「チーム全員の思いがひとつになった9連覇だと思い、優勝のテープを切れたことがうれしい」 全国高校駅伝は12月22日、京都・都大路で行われます。
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