牝馬クラシック二冠制覇に挑むステレンボッシュ

オークス ステレンボッシュ 国枝栄調教師 ――前走は桜花賞優勝おめでとうございました。レース内容を振り返ってください。 国枝調教師(以下、国):モレイラ騎手が落ち着いて上手く誘導してくれましたね。良い競馬が出来たと思います。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 国:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出して、ここを目標に帰厩しました。美浦でも特に変わったところはなくカイバもしっかり食べていますし、順調に調整出来ています。 ――5/8(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 国:併せ馬でジョッキーに感触を確かめてもらいました。動きも良かったですし、すごく良い1週前追い切りが出来たと思います。ジョッキーも「馬に落ち着きがあってコントロールも利くし、気になるところはありません」と良い感触を掴んでくれたようです。 ――東京芝2400という舞台適性への見通しは。 国:マイルではありましたが、東京でも勝っていますからね。牝馬にしてはテンションが上がり過ぎることもないので、早い段階から距離が延びて良さそうだと思っていましたし、むしろこの馬にとって2400は良いのではないかと思います。以前オークスを勝たせてもらったアパパネやアーモンドアイのときよりも、距離延長に対する不安は少ないですよ。 ――牝馬クラシック2冠が懸かる一戦です。意気込みをお願いします。 国:ここまで無事にきていますし、十分チャンスがあると思っています。本番までしっかり調整していきたいです。