【高校サッカー】「東海大一」時代以来37年ぶり…初の県選手権制覇に挑む「東海大静岡翔洋」が熱い(静岡)
高校サッカー!2024年、「タイガー軍団」、東海大静岡翔洋が熱い。 静岡県内の強豪が集まる県ユースリーグÅで優勝。東海大一時代以来、37年ぶりの県選手権制覇へノリに乗っています。 チームのフォーメーションは、4―1ー4―1。パスをつなぐポゼッション型のチームの中心は、アンカーを務める太田走主将。豊富な運動量と展開力が魅力。攻守両面で欠かせない存在です。 (東海大静岡翔洋 太田 走・3年) 「しっかりと守備から、自分たちのサッカーができている」「つなぐサッカーをしている」「細かいパスで崩していく部分を見てもらいたい」 さらに、注目選手が。右サイドのアタッカー、三都主アラン選手。正確なクロスとフィジカルが武器。明るいキャラクターでチームをまとめる副キャプテンです。 (東海大静岡翔洋 三都主 アラン・3年) 「できるだけ、やる気がでるような雰囲気を作ろうと思って声を出している」 実はアラン選手の父親は…。 エスパルスのレジェンドで、元日本代表、三都主アレサンドロさん。エスパルスでは1999年のJ1・セカンドステージ優勝に貢献。日本代表としてもW杯に2大会連続出場した名プレーヤー。今回、現在ブラジルに住む三都主さんを直撃。 (元日本代表 三都主 アレサンドロさん・47歳) 「行けるときには練習や試合を見に言っている」「自分に似ている部分もある」「自分だけ頑張るのではなく、みんなと仲良く、一緒にやりたい気持ちがある子」「一人のリーダーとして成長してきた(父として)すごくうれしい」 中学3年まではブラジルで過ごしたアラン選手ですが、毎年、帰国した際に見ていた高校サッカーに憧れ、翔洋への進学を決断。高校生活ラストイヤー、2024年の選手権に懸けています。 (東海大静岡翔洋 三都主 アラン 選手) 「やっと、この時がきた」「3年生になって出場チャンスがきたと感じる」「2年間努力してきたことを100%発揮できるように頑張りたい」 2024年の翔洋、最大の強みは「チームワーク」。学校近くにあるサッカー部の寮に行ってみると…。常に笑顔が溢れ、明るい雰囲気の選手たち。さらに、夕食後には…、試合の映像を見て、自分たちのプレーを分析。 話し合いを重ねることで、より固い絆で結ばれた2024年の翔洋。「東海大一」時代以来37年ぶり、翔洋としては初の県選手権制覇に挑みます。