「シートベルトが当たると痛い」梅宮アンナ 乳がん手術前後の運転時に役立つアイテムを語る がん闘病連載3回目
今年2024年8月13日、梅宮アンナさんは、乳がん(ステージ3a)と診断されたことを公表しました。 現在は抗がん剤による治療を続けていて、明日11月7日(木)に右胸の全摘出手術を行う予定となっています。 (※乳がんの“ステージ3a”は一般的に、がんのしこりの大きさが5cm以上の可能性があり、また脇の下のリンパ節か胸骨のそばのリンパ節に転移の可能性がある状態を指します。) 【写真11枚】梅宮アンナ 連載3回目~Anna's Journey~ 梅宮アンナのがん闘病記(11月6日公開)手術前後に役立つアイテム を見る めざましmediaでは、アンナさん本人が、その闘病の日々で感じること、伝えたいことを連載形式でお届けしていきます。 3回目は、乳がんなどで手術をする前後に使う、車の運転時に役立つアイテムについて紹介します。
乳がんの手術前後に役立つ車運転時のアイテム
梅宮アンナ: みなさん、こんにちは! 今回紹介するものは術後に使うアイテムの一つなんですけども、車のシートベルトをするときに、私は体の左胸部分に『ポート』を埋め込んでいるので(そこにシートベルトが当たると)ちょっと痛かったので、 (乳がん手術後の傷口部分も含めて)じかに体に当たらないようにするものです。 現在アンナさんは抗がん剤治療のために、胸のあたりに『ポート』と呼ばれる、皮膚に埋め込むタイプの医療器具を付けています。 このポートを付けることで抗がん剤の投与に伴う痛みが軽減されたり、血管への負担を軽減することができるということですが、 ポートを埋め込んだ位置がシートベルトを着ける位置に当たるため、シートベルト着用時に痛みがあるといいます。 また、手術後に手術箇所がシートベルトに当たり、患部の痛みや状態悪化を招く恐れもあります。 そんなシートベルト着用時の悩みを解決してくれるのが、一般的に『シートベルト枕』『シートベルトクッション』などと呼ばれるアイテムです。 梅宮アンナ: (使い方を実演説明) ①お腹部分にクッションを当てる ②お腹の後ろでクッションのベルトのジョイント部分をはめて固定 ②通常通りシートベルトを装着する ⇒『ポート』埋め込み部分にシートベルトが直接当たらないので痛くならない 通販サイトを調べると色々な形がありますが、アンナさんが選んだのはお腹に巻くタイプ。 アンナさんによると、もともと『シートベルト枕』のようなものが世の中にあるとは知らなかったといい、 困っていたためネット通販サイトでリサーチしていたところ発見したといいます。 ピンク色が目に留まりこのタイプを購入し実際に使ってみると、患部を守れることのほか、身に着けると抱き枕みたいな安心感があるところも気に入っているということです。 (Temuで購入。2843円) 梅宮アンナ: 皆さんに、こういう便利なものがあるよっていうことを今日はお伝えしたいと思います。 ※正しいシートベルトの着用方法として、肩ベルトは鎖骨の上を通し首に掛からないようにすることや、腰ベルトは腹部に掛からないようにして腰骨を押さえる位置にすることなどが挙げられます。(日本自動車工業会HPより) また道路交通法では、やむを得ない理由がある場合はシートベルトの装着義務が免除されると定められていて、負傷、障害、妊娠などで、療養上又は健康保持上適当でない場合とされています。 【梅宮アンナさん略歴】 ▽1972年8月20日、東京都で生まれる。現在52歳。父は俳優の故・梅宮辰夫さん。 ▽19歳の時に街でスカウトされたことをきっかけに、1992年にファッションモデルとして芸能界デビュー。 ▽人気雑誌「JJ」の看板モデルとして活躍し、一躍女性たちの”ファッションリーダー”的存在に。 ▽2002年、29歳で娘の百々果さんを出産。その後シングルマザーとして子育てをしながら、現在に至るまでテレビ、雑誌をはじめ多方面で活躍を続けています。
めざましmedia編集部