チェ・ジョンヒョプ、新人賞受賞に笑顔でスピーチ 『Eye Love You』で世界へ羽ばたく
「本当にいろいろな感情が入り混じっています」 2024年10月6日の夜、この短くも思いが込められたチェ・ジョンヒョプの受賞スピーチととびきりの笑顔に、心温まった人も多いのではないだろうか。 【写真】新人賞受賞に笑顔を見せるチェ・ジョンヒョプ 10月2日より韓国・釜山にて開催されている第29回釜山国際映画祭。その一環として10月6日、「2024 アジアコンテンツアワード&グローバルOTTアワード」が行われた。 2019年から開催されているこの授賞式は、テレビやOTTなど全てのメディアプラットフォームにおけるグローバルコンテンツを表彰するもの。2024年は16の国と地域から201作品の応募があったという(※1)。最優秀賞は俳優の西島秀俊、プロデューサーの松葉直彦のほか、台湾の女優アリス・クーら国際審査員が決定した。 日本からは『VIVANT』(TBS系)、『SHUT UP』(テレビ東京系)、『地球の歩き方』(テレビ大阪・BSテレ東)、『Eye Love You』(TBS系)、『幽☆遊☆白書』(Netflix)と5つの作品が10部門にノミネート。韓国のみならず中国、台湾、タイ……とアジア各国の大作が並んでいただけに、どれが受賞するのか最後まで予想がつかなかった。 そんな中、『Eye Love You』のチェ・ジョンヒョプは、レッドカーペットでリュ・スンリョン、チョ・ジヌン、アン・ジェホンと名立たる先輩俳優たちに負けない声援を受けていた。彼は新人男優賞にノミネートされており、同じく主演女優賞にノミネートされていた二階堂ふみとの2ショットを期待するファンの声も多く見られたが、当日は中島啓介プロデューサーと共に会場にやってきた。 チェ・ジョンヒョプは『Eye Love You』終了後、ドラマ『偶然かな。』(ディズニープラス)に出演。今後はドラマ『シャイニング(原題)』にて再びロマンスの主役を務めるとも報じられている(※2)。また現在は、日本を巡るホールツアーを開催中と、とても忙しく活動している。さらに、『Eye Love You』で共演した中川大志が出演した10月4日放送の『A-Studio+』(TBS系)ではサプライズでメッセージを贈り、いつか韓国でも会えたら……と話すのを聞いたばかり。ほっこりした気分になっていたところに、この授賞式があった。 授賞式では『殺人者のパラドックス』(Netflix)のキム・ヨハンと共に新人男優賞を受賞。スピーチでは先述のコメントに加え「『Eye Love You』チームのご尽力と心遣い、そして尊重があったからだと思いますが、ドラマを好きになってくださり、観てくださったみなさんのおかげでもあります」と改めて製作陣と視聴者に感謝を伝えた。 そして授賞式後に更新されたInstagramの投稿には「短いけれど長く、また長いけれど短い瞬間でした。それほど難しく、怖くもありました」という言葉も。慣れない国・言葉での演技にに挑戦したことで、自分自身が飛躍できたと振り返った。放送が終了して半年以上経つにもかかわらず、つい先日「ソウルドラマアワード2024」で特別賞を受賞するなど、未だ勢いの止まらない『Eye Love You』。これからより広い世界に羽ばたいていくだろうチェ・ジョンヒョプの活躍を見守っていきたい。