21歳の竹田麗央が史上4人目の初優勝から2連勝 平均飛距離は260ヤード級の大器
<フジサンケイレディス 最終日◇21日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6494ヤード・パー71> 【動画】ツアー屈指の飛ばし屋・神谷そらが教える ヘッドスピードを上げるコツは「切り返しで手元は真下に下ろすだけ」 国内女子ツアー第8戦の最終ラウンドが行われた。先週初優勝を遂げたばかりの21歳、竹田麗央は初日から単独首位を守り、この日も6バーディ・2ボギーの「67」をマーク。トータル12アンダーまで伸ばして、2位に3打差をつけて逃げ切り優勝。初優勝から2週連続優勝は2022年の岩井千怜以来、史上4人目の快挙となった。次戦は史上初の初Vから3連勝がかかる。 2003年生まれの竹田は、櫻井心那、神谷そららと同学年のいわゆるダイヤモンド世代。高弾道のフェードボールが持ち球で昨季のドライビングディスタンス258.91ヤードの2位とスケールの大きなゴルフが魅力だ。2位に3打差をつけて出た最終日は、序盤に後続に並ばれる場面もあった。しかし、距離の長いホールが多い後半に入ると、その持ち味を生かして4バーディ(1ボギー)と伸ばして後続を引き離した。 3打差の2位に入ったのはプロ2年目の小林光希。この日のベストスコアとなる「66」で回り自己最高の成績を収めた。4打差の3位には元賞金女王の鈴木愛、5打差の4位タイには尾関彩美悠と野澤真央、6打差の6位タイには森田遥と小祝さくらが続いた。 前年覇者の神谷そらは、ルーキーの石田可南子らと並び、トータル3アンダー・14位タイ。ツアー通算13勝で今季ツアー初出場の成田美寿々はトータル2オーバー・36位タイで3日間を終えた。 【上位の最終成績】(カッコ内はFRのスコア) 1/-12/竹田麗央(67) 2/-9/小林光希(66) 3/-8/鈴木愛(68) 4T/-7/尾関彩美悠(68)、野澤真央(69) 6T/-6/森田遥(68)、小祝さくら(68) 8/-5/菊地絵理香(67) 9T/-4/桑木志帆(67)、宮澤美咲(68)、小林夢果(68)、天本ハルカ(68)、高橋彩華(70)
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