タワーマンションやホテルなど 建設進む新幹線札幌駅の東側に複数ビルの建設計画 その内容が明らかに
HTB北海道ニュース
新幹線の延伸に向けた工事が進むJR札幌駅。駅の東口ができる創成川通りの東側に複数のビルの建設が計画されていることが新たにわかりました。 本吉智彦記者) 「新幹線の駅の工事がすすむ札幌駅周辺。駅の東側に新たなビルが計画されています」 新幹線札幌駅の建設に向け、土台となる柱の設置工事が進む札幌の創成川通り。新幹線駅は創成川通りの真上に作られ、その東側にも改札口が設けられます。その改札口の目の前、北5条東1丁目で民間企業が複数のビルの建設を計画していることが、関係者への取材で新たにわかりました。 新幹線駅の目の前には、歩行者用の空中通路が創成川通りをまたぐ形で建設され、東1丁目のビル群と西1丁目・2丁目の再開発ビルをつなぐ計画です。西1丁目・2丁目の再開発ビルの高層棟にはホテルや都市間バス専用のターミナル、低層棟には商業施設や市内路線用のバスターミナルなどが入る予定です。しかし、建設費の高騰のため計画が見直されていて、同時オープンではなく低層棟を先に開業させる案も浮上しています。 本吉智彦記者) 「北6条東2丁目には2つのタワーマンションとホテルがつくられています。このエリアはトリプルタワーの街並みとなります」 新幹線駅からさらに東に進んだ場所でも再開発工事が進んでいます。2棟建てのタワーマンションは30階建て。来年7月までに順次完成する予定です。 その隣のガラス貼りの建物は「SAPPORO HOTEL by GRANBELL」。 客室数が600を超え1900人以上が宿泊できる大規模なホテルで、来年4月に開業予定です。 新幹線の札幌延伸を前に変わりゆく札幌駅周辺。創成川の東側が、さらににぎやかになりそうです。
HTB北海道ニュース