大谷翔平「50―50」で2度目の流行語大賞いける!21年は「リアル二刀流/ショータイム」…4年連続候補入り
「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が5日、発表された。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(30)が史上初めて達成したシーズン50本塁打・50盗塁を指す「50―50」が候補入り。年間大賞・トップテンの発表と授賞式は12月2日に行われる。 大谷関連がノミネートされるのは、21年「リアル二刀流/ショータイム」、22年「大谷ルール」、23年「憧れるのをやめましょう」「ペッパーミル・パフォーマンス」に続き4年連続。21年は大賞を受賞しており、「50―50」が大賞を取れば大谷にとって3年ぶりとなる。 近年の野球関連の新語・流行語では、15年にNPBでソフトバンクの柳田、ヤクルトの山田が達成したシーズン打率3割・30本塁打・30盗塁を指す「トリプルスリー」が大賞を受賞。また、21年の「リアル―」に続き22年の「村神様」、23年には「アレ(A.R.E)」と、3年連続で大賞を受賞している。今回も、近年の大谷の大活躍と野球人気の盛り上がりを象徴したノミネートといえそうだ。 「流行語大賞」は、この1年間の発言や出来事の中から、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた言葉を選ぶもの。選考委員会は「2024年は1月に能登半島地震が発生し暗いニュースからのスタートとなったが、オリンピック、大谷選手の活躍など話題は数多くみられた」とし「流行語としては、小粒がそろったと思われる」とコメントしている。 ◆「ふてほど」「裏金問題」「ブレイキン」も 「50―50」以外にも話題の言葉がノミネートされた。芸能関連では、TBS系で1月期に放送された阿部サダヲ(54)主演の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」の通称「ふてほど」や、Creepy Nutsの大ヒット曲「Bling―Bang―Bang―Born」が選ばれた。 ドラマで話題になったセリフも候補に。Netflix「地面師たち」で地面師役・ピエール瀧(57)の「もうええでしょう」、NHK連続テレビ小説「虎に翼」で主人公を演じた伊藤沙莉(30)の「はて?」がノミネートされた。 パリ五輪・パラリンピックからは、女子やり投げ金メダルの北口榛花の「名言が残せなかった」や「初老ジャパン」「ブレイキン」などが入った。社会問題化した「裏金問題」「令和の米騒動」「トクリュウ」も選ばれた。 ◆ノミネート語30リスト(五十音順) 1 アサイーボウル 2 アザラシ幼稚園 3 インバウン丼 4 裏金問題 5 界隈 6 カスハラ 7 コンビニ富士山 8 侍タイムスリッパー 9 初老ジャパン 10 新紙幣 11 新NISA 12 ソフト老害 13 トクリュウ 14 南海トラフ地震臨時情報 15 猫ミーム 16 はいよろこんで 17 8番出口 18 はて? 19 BeReal 20 被団協 21 50―50 22 ふてほど 23 Bling―Bang―Bang―Born 24 ブレイキン 25 ホワイト事件 26 マイナ保険証一本化 27 名言が残せなかった 28 もうええでしょう 29 やばい、かっこよすぎる俺 30 令和の米騒動
報知新聞社