キスマイ・宮田俊哉、「大丈夫?」「アイドルなのに?」と言われた過去の自身に伝えたい「きみは大丈夫」
◆いつも全力な“ブルー”に親近感
Kis-My-Ft2としてはもちろん、ソロとして映画、ドラマ、アニメ声優、さらにはバラエティMCとジャンルを問わない活躍を見せ、5月には小説『境界のメロディ』で作家デビューも果たした宮田俊哉。この初夏には映画『ブルー きみは大丈夫』で、「目標の1つだった」というハリウッド映画の吹き替えに初挑戦する。ますます輝きを放つ宮田に本作への思い、そして声の仕事の楽しさを聞いた。 【写真】念願の吹き替え初挑戦に笑顔を見せるKis-My-Ft2・宮田俊哉 ハリウッドの新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキーが贈る本作は、孤独な少女と、子どもにしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。子どものとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でも、そばで見守ってくれているとしたら…そんな独創的な発想から生まれた感動の物語だ。 宮田が声を担当するのは、パープルブルーで大きなもふもふ“ブルー”の声。吹き替えのオファーに、「ずっと挑戦してみたかったので、めちゃくちゃうれしかったです。でも、収録から公開までの時間が短くて、これってもしかしてバラエティ番組(のドッキリ)なんじゃ…とも思いました」と笑う。 これまで多くのアニメ作品で声優を務めてきた宮田。そうした作品は、宮田がオリジナルとしてキャラクターを作り上げることが多い。今回は、『怪盗グルー』シリーズなどでおなじみのスティーヴ・カレルがオリジナルのブルーの声を務めている。「難しかったですね。どうやっても同じ声は出せないじゃないですか。じゃどうするかっていう時に、自分なりのブルーの声を作り上げるしかないなと思いました。でも、ある種1個正解があって、この正解をどういうふうに自分なりに落とし込み、もう1個正解を作るかっていう作業は楽しかったです。吹き替えの難しさと楽しさを同時に知っちゃった感じですね」。 演じるブルーは、大きくてもふもふ、一生懸命だけどいつも空回り気味の、不憫かわいいキャラクター。ブルーを初めて見た時の印象は「まじでかわいかったです。うちにも来ないかなって」と笑顔。ブルーといいつつパープルに近いボディは、宮田のメンバーカラーである「紫」ともつながりが。「そうなんです! なんでその色なのかというのは映画を見たらわかると思うので、ぜひ見てほしいですね。キスマイのライブには、スクリーマーズっていうアイスのキャラクターがいるんですが、ブルーにすごく似ていて運命だなって思いました」とも。 表情豊かなブルーは宮田にも似ている感じがしたと伝えると、「うれしいですね。でも俺、こんな大きくないですよ!」と笑いつつ、「ブルーっていつも全力なんですよ。日ごろ“手を抜かない”“全力でやる”っていうことを意識して活動しているので、親近感が湧きました」と語った。