【MLB】 ソトに次ぐNo.2のFA選手は? 球団幹部が匿名投票 先発右腕バーンズが選出
今オフのNo.1のFA選手は間違いなくヤンキースからFAになった外野手フアン・ソトだ。では、ソトに次ぐNo.2のFA選手は誰なのか?MLB公式サイトはリーグ幹部による匿名投票を実施。選ばれたのはオリオールズからFAになった右腕コービン・バーンズだった。 コービン・バーンズはこの投票で最多の8票を獲得。2021年のサイ・ヤング賞に輝いた同選手は、今季は新天地のオリオールズでも実力を遺憾なく発揮した。32先発で15勝、防御率2.92。3年連続で190イニング以上を投じたタフネスも魅力だ。あるナ・リーグ球団の幹部は「三振を奪い、四球を減らし、イニングを投げられる第一線の先発投手を獲得するのは、信じられないほど難しい」とバーンズの希少性を強調している。 バーンズに次いで2位に入ったのは、5票を集めた遊撃手ウィリー・アダメスだった。アダメスは今季、持ち味だった守備力はやや低迷したものの、32本塁打を放ってブリュワーズの地区優勝に貢献。キャリアハイのfWAR4.8を稼ぎ、FA市場へと打って出ている。「彼のポジションと、遊撃手を必要としているチームがあることを考えると、彼は本当に貴重な存在だ」と市場で唯一のスター遊撃手であることが2位に入った理由だろう。 3位、4位にはブレーク・スネル(ジャイアンツからFA)とマックス・フリード(ブレーブスからFA)の両先発左腕がランクイン。特にスネルは、奪三振力がやや衰えたバーンズと比べると、依然高い支配力を誇っており、人気を集めるだろう。