野球の日本マスターズに出場 京都府代表の福知山、近畿予選を突破して
軟式野球チームの京都府代表・福知山スターズ(芦田克弘代表)が、40歳以上のチームによる全国大会「日本スポーツマスターズ2024」に出場する。近畿ブロック予選会(代表決定戦)で、奈良県代表を下し、2年ぶりの本戦出場を決めた。 近畿代表3チームを決めるブロック予選会は、6日に和歌山県で開催。京都代表の福知山スターズは、奈良代表の大和ガス株式会社・壮年と対戦した。 エースの右腕・衣川幸児投手が丁寧にコースを投げ分け、的を絞らせない投球を展開したものの、相手投手も負けじと好投。互いに無得点のまま終盤戦に突入した。 試合が動いたのは6回裏。福知山スターズは、2連続死球で走者をため、2死一、二塁から1番・芦田光太選手が豪快な本塁打を放ち、3点を先制。そのまま時間切れとなり、3-0で勝利した。 岡本寛明監督(57)は「前半は相手投手を攻略できませんでしたが、早打ちせずに球数を稼いだことで、終盤のチャンスにつながりました。厳しい試合を勝ち抜いたことで、チーム力は確実に高まっています。全国でも一丸となって、日本一をめざしたい」と話している。 日本スポーツマスターズの野球競技は、9月27日~30日に長崎県で開催。福知山スターズを含め、全国各地から32チームが出場し、トーナメント戦で競い合う。