人が集える場所へ 一関・真柴にキャンプ場 11月1日オープン ライブステージ完備
一関市と縁が深いシンガー・ソングライター佐野碧さんは、祖父から受け継いだ同市真柴字矢ノ目沢地内の土地を活用して11月1日にキャンプ場「TSUNAGARI NO MORI―Artist Village Ichinoseki―」をオープンさせる。各種イベント開催などを通じて地域活性化の拠点としての役割も目指し、佐野さんは「どんな使い方がこの場所から生まれるのか楽しみにしている」と語っている。 敷地の一角で行われたライブパフォーマンス オートサイトのキャンプスペースとして8区画を整備したほか、ツリーハウスと快適にキャンプを楽しめるグランピングテントも設置。2階建てのツリーハウスは木の温もりあふれる仕上がりで水道や電気設備を整えている。グランピングテントは夏は涼しく、冬は暖かみを感じさせリラックスできる空間をコンセプトにしている。施設では宿泊グッズも貸し出す。 敷地内には伐採した木々を活用した案内看板を設けたほか、新たにサウナエリアなどを設置する予定。また敷地には木製のステージやベンチを設けた「杜(もり)のLIVE会場」を整備しており、定期的な催しの開催も計画している。 施設は事前予約制で、キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」などで予約を受け付ける。