「年末年始は休業も」 コンビニ加盟店団体が会見(全文3完)われわれを守る法律がない
正月に店舗を閉めようとしているのは何店か
サンデー毎日:サンデー毎日の【サクライ 00:41:55】です。ちょっと遅刻したのでもう話って出ていたらすいません。現状把握されている中で、このお正月に店舗を閉めようとしているのが何店舗あって、そこは本部がどのぐらい納得していて、例えばオーナーヘルプ制度なり、あと例えば配送の問題とか、お店が例えばすでに時短などで閉めるような流れが手続き的にできているお店であれば進みやすいかと思うんですけど、まだ時短もやってないところでお正月閉めるとなるといろいろ手続きの問題とかあるかと思うんですけれども、その辺はセブンなり本部のほうとお話し合いになられて進んでいるような店舗、もしくはそこでスタックしているような店舗っていうのがどのぐらいあるのかっていうことをお伺いしたいです。 酒井:その辺りに関しては、正直把握はできておりません。各それぞれの加盟店の情報がうちに100%集まるいう形でもないので。 サンデー毎日:じゃあもしなんかそういうところで困ったことがあったときに、ユニオンに連絡がいけばアドバイスしたりとかっていう体制はあるっていう感じなんですか。 酒井:アドバイスはできますけども、ただ今現状、本部はわれわれとの話し合いを拒否している形です。付言についてもまったく実行しようとしていない状況ですので、それを本部に伝えるっていうことは今回のような嘆願書なりなんかって一方的な形しかできないのが歯がゆいところです。 サンデー毎日:すいません、そうすると今日は12月24日で、それで休もうと思ってらっしゃるところが、スムーズにいかなくてもそれは各お店の判断で店舗を閉めるなりなんなりっていう段取りを取るっていうお話で。 酒井:今現状はそれをしていただくしかないと思います。 サンデー毎日:はい、分かりました。ありがとうございます。
今年1年は山が動いてきた
酒井:あと何かご質問とか。よろしいでしょうか。では、本当、今日は皆さん貴重な時間をありがとうございました。本当、今年1年は皆さんのおかげで山が動いてきたと思っていますし、感謝しております。来年以降も本当よろしくお願いします。そしてコンビニ業界自体がいい方向で進む、それを願っています。われわれは何も本部をつぶそうとか、われわれの大きな利益を取ろうとかはしていません。 コンビニっていうのは、やはり今インフラの1つに、それもオーナーが希望してやったわけではないんですよ。勝手になってるっていうたら無責任かも分からないけど、そういう状況になっていますけど、やっぱりその責任はわれわれ加盟店にもあるとは思っていますので、少しでも本部にその現状を分かってもらいたい。そしてそれを変えてもらいたい。 もちろん今日もいろいろ、福島瑞穂先生も途中で来ていただきましたけれども、いろんな協力をしている国会議員の先生が、これは超党派じゃないとできない問題だと思いますので、その中できっちりと法整備、もしくは本部への指導、管轄官庁への指導等も含めてやっていただけたら、1歩でも2歩でも、実際将来につながるコンビニエンスストアの、もしくは今現在大きく問題視されている雇用契約によらない働き方の多くの皆さまの将来につながるのではないかいうことで、私自身も今後も活動を頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。本日はありがとうございました。 (完)【書き起こし】「年末年始は休業も」 コンビニ加盟店団体が会見