【B1第7節 見どころ】得点とリバウンドで西地区首位獲りを目指す琉球…三遠は連勝を続けたい
西地区2位の琉球ゴールデンキングスは、前節終了時点で同地区首位に立つ島根スサノオマジックと勝率で並んだ。「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」の第6節では、アウェーで大阪エヴェッサに連勝。2試合を通じて5選手が2ケタ得点を記録し、フリースローから20点以上を積み上げて大量得点を奪った。 地区首位浮上の可能性がある今節は、沖縄アリーナで京都ハンナリーズと対戦。第3節から3連敗を喫した京都だが、その後は4試合で3勝を挙げ、前節は敵地で茨城ロボッツを連破。初戦を98-68で圧勝すると、続く第2戦は最終クォーターで22-11と突き放して今季2度目の同一カード連勝を収めた。 現在の琉球は1試合平均88.8得点44.0リバウンドをマークしており、いずれもB1トップの数字を誇る。攻撃では平均14.6得点のヴィック・ローがスコアリーダーとなっているが、得点ランキングで10位以内に入っている選手はおらず、大阪戦のようにバランス良く得点が取れているのが強みだ。3試合連続で欠場している松脇圭志の状態が気がかりだが、今節も高いチーム力で連勝キープを狙う。 対する京都は、アウェーの地でいかに粘り強さを見せられるかが問われる。岡田侑大、アンジェロ・カロイアロを軸に理想のオフェンスを展開するためにも、特にリバウンド争いで互角に持ち込むことが重要。チャールズ・ジャクソン、ジョーダン・ヒースらがゴール下で体を張り、チームに流れを呼び込みたい。 前節のGAME2で今季2敗目を喫した千葉ジェッツは、ホームに戻って群馬クレインサンダーズと激突。今シーズンの群馬は千葉Jに引けを取らない補強に成功しただけに、今後の動向を占う一戦にもなりそうだ。連敗を避けたい千葉Jは、前節から3ポイントシュートの精度を上げることが必須。富樫勇樹、クリストファー・スミスが得意の3ポイントシュートでアリーナを熱狂させることができるか。 破竹の6連勝を挙げた三遠ネオフェニックスは、前節終了時点で中地区首位に浮上した。今節も川崎ブレイブサンダースを退け連勝を伸ばせるか。相手は中1日での戦いを強いられるため、三遠は第1クォーターから主導権を握りたいところ。まずは佐々木隆成、津屋一球、吉井裕鷹といった日本人選手が激しいディフェンスを披露してチームを引っ張りたい。川崎が理想とするスピーディーな攻撃をさせないためには、前節の勝利に貢献したロスコ・アレンを封じることがポイントになるだろう。 ドルフィンズアリーナでは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズと島根スサノオマジックによる顔合わせ。前節の名古屋DはGAME1で68得点にとどまり黒星を喫したが、GAME2では83得点を奪って勝利を収めた。その要因の1つが3ポイントシュートの確率であり、今節の白星獲得にもチームの強みである長距離砲が必須。一方、ディフェンス面では島根の中心を担う安藤誓哉に加え、かつて名古屋Dに在籍したコティ・クラークにも細心の注意を払わなければならない。 文=小沼克年 ■B1第7節試合日程 ・レバンガ北海道vs仙台89ERS(@北海きたえーる) 11月6日(水)19時5分~ ・秋田ノーザンハピネッツvsシーホース三河(@CNAアリーナ☆あきた) 11月6日(水)19時5分~ ・茨城ロボッツvs宇都宮ブレックス(@アダストリアみとアリーナ) 11月6日(水)19時5分~ ・越谷アルファーズvs長崎ヴェルカ(@越谷市総合体育館) 11月6日(水)19時5分~ ・千葉ジェッツvs群馬クレインサンダース(@LaLa arena TOKYO-BAY) 11月6日(水)19時5分~ ・サンロッカーズ渋谷vsファイティングイーグルス名古屋(@国立代々木競技場第二体育館) 11月6日(水)19時5分~ ・横浜ビー・コルセアーズvsアルバルク東京(@横浜国際プール) 11月6日(水)19時5分~ ・三遠ネオフェニックスvs川崎ブレイブサンダース(@豊橋市総合体育館) 11月6日(水)19時5分~ ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs島根スサノオマジック(@ドルフィンズアリーナ) 11月6日(水)19時5分~ ・滋賀レイクスvs佐賀バルーナーズ(@滋賀ダイハツアリーナ) 11月6日(水)19時5分~ ・広島ドラゴンフライズvs大阪エヴェッサ(@広島サンプラザホール) 11月6日(水)19時5分~ ・琉球ゴールデンキングスvs京都ハンナリーズ(@沖縄アリーナ) 11月6日(水)19時35分~
BASKETBALL KING