キャディバッグに8番アイアンが2本!? 7番が苦手なトッププロがとった大胆過ぎる対応策とは?
米国男子ツアーが公式インスタグラムを更新。サヒス・ティーガラ(米国)のキャディバッグに8番アイアンが2本入っているのを発見すると、その理由を本人に尋ねた。 数字が変わると気分も変わるの? ティーガラの斬新なクラブ調整方法【米国男子ツアーの公式Instagramより】 1枚目の写真では確かに2本の8番アイアンが写っている。しかし、1本はソールが広い範囲で削られていることも分かる。はたして、その理由とは何なのだろうか。 ティーガラは「なかなか7番アイアンが好きになれなくて。ずっと気に入らないクラブだったよ」と、いきなり驚きの告白。最近も2試合で4回もダフってしまい、池に入れてしまったこともあったと振り返ると、その時の動画もしっかりと挿入されていた。 「もういいやって気分になってね。だからアイアンにある数字の7を削ってもらって、新たに8を刻印してもらったんだ。今のところ、良い調子だよ」と、大胆な対応策を明かした。 「自分はクラブをいじることはあまりしません。今回も削っただけです、少し笑われるかと思ったけどね」と言う通り、その他の調整は何もせず、削った分の重さを鉛で調整しただけとのこと。「このクラブを使い続けていくよ」と、生まれ変わった7番アイアンはすっかりお気に入りになった様子。 この投稿を見たファンは、「7番は素晴らしいアイアンだよ サヒスは珍しい男だね」「7番は一番好きなクラブだ アスリートの感性って面白いね」などとコメント。また「キャディは迷ってしまうね」「私だったらアイアンのすべての番号を削らなくてはならないな」などの声も聞かれた。 ティーガラは昨年の「フォーティネット選手権」で1勝を挙げたのみだが、今季は開幕戦の「ザ・セントリー」で2位、シーズン最終戦の「ツアー選手権」で3位など、米国ツアー24試合に参戦し、トップ10には8回入る活躍を見せた。 この「新8番アイアン」を駆使して、ツアー2勝目を挙げることをファンも楽しみに待っている。