〝噂の〟清水国明氏に直撃! 都知事選出馬の胸中「都民の命と安全を守るのが第一義」 石丸伸二氏との驚きの秘話も告白
東京都知事選への出馬を表明したタレント、清水国明氏(73)が18日、夕刊フジのインタビューに応じ、政界への初挑戦を決意した胸中を吐露した。 【表でみる】小池氏、蓮舫氏が発表した東京都知事選の主な公約 「『誰にそそのかされた?』という反応が多くて、説明に追われている」 そう笑って話し始めた清水氏は、「元日に決めました。瀬戸内海にいたんですが、能登半島地震の一報が入り、東京まで帰ってくる車中で『よし、やろう。ここでやらなかったら後悔する』と。国民、都民の命と安全を守るのが政治の第一義のはず」。 1995年の阪神淡路大震災以来、被災地での支援活動を約30年続け、能登半島地震でも6回現地入りした。 首都直下型地震も想定される東京では「避難生活での支援体制が旧態依然で、『災害関連死』を減らす備えができていない」とし、トレーラーハウスを利用した快適な二次避難所の整備などを訴える。 また、インタビューでは、同じく都知事選に立候補を表明した広島県安芸高田市の前市長、石丸伸二氏(41)との驚きの秘話も告白した。 「僕はもともと石丸さんのファン。すごい才能の人」だというが、実は最初に清水氏に出馬を提案したのは、石丸氏だったという。 石丸氏と対面したのは昨年11月後半。旧知のビジネス界の重鎮らが、上京した石丸氏を囲む会を銀座で開いた際に招かれた。10人ほどの酒の席で「国政や都政を勧められた石丸さんが『いやいやとても』と断ると、『清水さんが都知事をやったら』と誰かが言い出した。俺は石丸さんだったと思う。そうしたら全員が『それは面白い。清水さんは失うものもないしね』と乗り気になって」。 後日、「ちょっとグラッとした」という清水氏が支援を口にしてくれた出席者を訪ねると、「え、本気だったの?」と言われたという。 清水氏はさらに「石丸さんが立候補すると聞いて、『ブルータスよお前もか!』とびっくり。でも政治の世界はこういうことが起こるんだなと実は面白かった。火がついちゃった」と笑って振り返った。 3選を目指す小池百合子知事(71)へは「都民ではなく、大企業のニーズなど、上とか横を向いている」とチクリ。34年間出演した情報番組「噂の! 東京マガジン」(BS-TBS)で、都内で1700件以上のさまざまな現場取材を重ねた経験から、公約では「行政文書を〝黒塗り〟なしで全公開」「『病児保育施設の拡充』を含む子育て支援充実」なども掲げた。