センバツ2022 天理 チーム「つなぐ」お守り マネジャー7人が手作り /奈良
◇健闘祈り、全部員44人に 第94回選抜高校野球大会第4日の第2試合(22日午前11時半開始予定)で星稜(石川)と対戦する天理のマネジャーたちが健闘を祈り、お守りを作った。手のひらサイズの四角いフェルトに今年のチームスローガン「繋(つなぐ)」の文字などを刺しゅうした。 お守りは「繋」のほか、「94センバツ 甲子園」とあしらった物を含め2種類あり、ひもでつなげて1組にした。全部員44人分をマネジャー7人が手分けして作り、1組あたり数時間かけた力作だ。 裏面に入れた笑顔のマークは、4番打者の内藤大翔(やまと)選手(3年)のリクエストに応えたという。 マネジャーたちは試合当日、お守りを身に付けてアルプススタンドからエールを送る。山尾元実さん(3年)は「チームが一つにつながっていることをお守りを通じて感じてほしい」。下林真実さん(同)は「お守りを力に変えて優勝し、私たちを“日本一のマネジャー”にしてほしい」と笑顔で話した。【吉川雄飛】