【第32回IPI軟式野球リーグ/第2節】昨季の王者が連覇に向け好発進! 灼熱の中での熱戦が続く
SRA 4-6 JBS 両先発が1人で投げきる気迫のピッチング! JBSが終盤に追いく見事な逆転勝利で2連勝
SRA丸岡竜一、JBS井手将輝の本格右腕の投手戦が予想されたこの試合だったが、初回から試合が動いた。SRAは死球や守備の乱れで1死満塁のチャンスを作ると、6番の氏原康人と7番千田貴大の連続タイムリーで3点を先制する。3回にも先頭の梶原龍馬がランニングホームランを放ち1点を追加するなどリーグ屈指の好投手・井手を責め立てた。
しかしJBSは3回の裏に3番の本山拓海が左フェンスを越える2ランを放ち2点を返すと、4回にも一番ヶ瀬海史のタイムリーで2点を追加し同点に追いつき試合を振り出しに戻す。そして迎えた5回、JBSは2番の寺島圭汰が相手のエラーで出塁すると、続く本山がヒットを放ち無死二、三塁のチャンスで4番・間中一樹の打席でまさかのワイルドピッチで1点を勝ち越し、さらにセンターへのタイムリーも飛び出し点差を2点に広げると、最終回SRAの攻撃を3人でしっかりと抑えゲームセット。4-6でJBSが逆転勝利を収めた。 第32回 IPI軟式野球リーグ ●主催:IT SPORTS連盟 ●後援:(株)ベースボール・マガジン社 週刊ベースボール/(一社)日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA) ●協賛:キリンビバレッジ(株)/ゼビオ(株)・(株)ヴィクトリア/フクダ電子(株)/ミズノ(株)/共和ゴム(株) ●協力:横浜スタジアム/大宮けんぽグラウンド/ナガセケンコー(株) 【IPI軟式野球リーグとは】 1991年に設立されたIT企業対抗軟式野球リーグ。野球を通じたIT企業同士の連携、社員の活性化、業界自体の認知度向上などを目的とする。今年で32回目を迎えている。 文=山下貴將 写真=BBM
週刊ベースボール