【第32回IPI軟式野球リーグ/第2節】昨季の王者が連覇に向け好発進! 灼熱の中での熱戦が続く
先端T関連優良企業6社が、優勝の栄冠を目指す第32回IPI軟式野球リーグ大会の第2日目が7月27日(土)にさいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。気温40度に迫ろうとする猛暑の中繰り広げられた熱戦、勝利したのはTDI、IKI、そして昨季王者JBSの各チーム。 TDIは初回にいきなり飛びだした松本のグランドスラムなど打線が機能し今季初勝利、IKIとJBSは前節に続く勝利で優勝に一歩近づいた形となった。一方、連敗となってしまったSCSKは優勝に向け、次節以降負けられない試合が続く。
TDI 9-3 SCSK 初回に飛び出したグランドスラム! 松本の勝負強いバッティングでTDIが嬉しい今季初勝利
初回、立ち上がりでコントロールが定まらないSCSK先発の櫻井優樹から四球と内野安打で満塁のチャンスを作ると、4番の松本章吾がレフト方向へ強い打球を放ちランニングホームランでの“グランドスラム”で一挙4点を先制。2回にも鬼木啓太のタイムリーなどで2点を追加し大量リードを奪う。
追いつきたいSCSKはその裏、無死満塁から大谷嶺詩が初球から積極的なバッティングをみせ2点タイムリー。さらに田邊直久の内野ゴロの間に1点を奪い3点差に追いつく。しかし、4回TDIは相手の守備連携が乱れている間に3点を追加し再びリードを6点に広げると、2番手の早崎厚汰が2回をピシャリと0点に抑えゲームセット。9-3でTDIが嬉しい今季初勝利をあげた。
AAS 5-8 IKI IKI長谷川が2安打5打点のクラッチぶりで勝利に貢献! AAS最終回の猛攻で4点返すも追いつけず
初回、IKI先発の堀江啓佑は簡単に2アウトを奪うも突如制球が乱れ3連続四球を与えて満塁のピンチを作ってしまう。しかし、6番笹原憲一を二飛に抑えピンチを脱出し立ち上がりをなんとか無失点で切り抜ける。するとその裏IKIは3番の中屋隆太郎が相手の送球エラーの間に一気に2塁を陥れると、続く4番の上釜悠矢がセンターへタイムリーを放ち先制。さらに連続四球で満塁のチャンスを作ると、7番の長谷川航斗がレフトへタイムリー3ベースを放ち、この回だけで一挙4点を奪う。
IKIは3回にも池谷昴紀のタイムリーで1点、4回には押し出しと長谷川のこの日5打点目となるタイムリーで3点を追加し試合を優位にすすめた。逆転したいAASは4回に宮崎雄介のタイムリーで1点を返すもなかなか点差を縮められず、最終回に西村啓の内野安打などで4点の追い上げをみせるも最後は宮崎が二ゴロに倒れ終戦。5-8でIKIが前節に続く連勝となった。