【衆院選】不在者投票用紙を「東京都稲城市」ではなく「愛知県稲沢市」に送るミス 投票締め切りに間に合わず 福岡
福岡市の西区選挙管理委員会は27日、「東京都稲城市」の有権者の不在者投票を受け付け、誤って「愛知県稲沢市」の選管に送付し、締め切りに間に合わなかったと発表しました。 選管の発表によりますと、26日に「東京都稲城市」の選挙権を持つ有権者からの不在者投票を受け付け、この日のうちに記入済みの投票用紙を誤って「愛知県稲沢市」の選管に発送しました。 投開票日の27日午後、「愛知県稲沢市」の選管から連絡がありミスが分かりましたが、投票締め切りの午後8時までに「東京都稲城市」の選管に届けることができなかったということです。 不在者投票の用紙を発送する際、本来であれば本人が持参した不在者投票証明書の選管の名前と発送先の宛名をダブルチェックで照合した上で封入すべきでしたが、稲沢市と誤認して宛名を記載し、またチェックが不十分だったため見過ごしてしまったということです。 選管では貴重な1票を行使する機会を奪ってしまったとして、この有権者に謝罪しました。 再発防止策として今後、新たに投票用紙を受け付ける時と発送する時にチェックリストを作成し、職員2人での確認を徹底するとしています。