【NFL】自身の立場について「私にはコントロールできない」とジャガーズHCペダーソン
ダグ・ペダーソンのジャクソンビル・ジャガーズのヘッドコーチ(HC)としての任期が終わりに近づいているかもしれない。ペダーソンHC率いるジャガーズは現地17日(日)に行われたデトロイト・ライオンズ戦で52対6という屈辱的な大敗を喫した。この試合は、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがジャガーズはモータウンでの試合で敗れた場合に体制を変更する可能性があると報じてから24時間も経たずに行われたものだ。
今回の敗北は歴史的なものとなっており、ジャガーズは試合開始から7回連続で相手にタッチダウンを許してシーズン通算成績を2勝9敗に落とした。そして、ペダーソンHCは日曜日がジャガーズのヘッドコーチとして臨む最後の試合になった可能性はあるかと尋ねられている。
ペダーソンHCは「私にはコントロールできない」と報道陣に述べ、こう続けた。
「いいか、私は長年リーグに関わってきた。そうなるときはそうなるものだ。だが、それと同時に、私にはまだやるべき仕事がある。それはここで2週間後に行われる地区内の強豪との試合に向けて準備をすることだ」
ペダーソンHCはアーバン・マイヤーがヘッドコーチを務めていた1年間で混乱に陥ったフランチャイズに秩序をもたらすべく、2022年にジャクソンビルにやってきた。
ペダーソンHC時代は順調なスタートを切り、ジャガーズはその就任初年度にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区制覇やディビジョナルラウンド進出を達成。しかし、2023年シーズンを8勝3敗という成績でスタートさせた後、ジャガーズは崩壊し始めた。
昨シーズン終盤に1勝5敗と低迷し、プレーオフ進出を逃したジャガーズ。2024年シーズンは今回のライオンズ戦を最底辺として、オーナーのシャド・カーンの高い期待を大きく裏切る結果となっている。
ペダーソンHCは試合後に「悔しいし、腹が立つ」とコメント。