森田健作が親子を演じた久我美子さんを追悼「気品がありながら女優として非常に庶民性も持ち、優しい方でした」
9日に誤嚥性肺炎のため死去した女優、久我美子さん(享年93)の訃報を受け、俳優、森田健作(74)が14日、追悼した。 【写真】NHKドラマ「男たちの旅路」を担当した山田太一氏。89歳で死去 1976年のNHKドラマ「男たちの旅路」(山田太一氏脚本)で親子を演じた。一度きりの共演だったが、優しい〝母〟の姿は鮮明に残っており、「緊張はしなかったけど、まさかスクリーンで見ていた大スターと共演できると思ってなかった、という記憶があります」としみじみ。 「(20代の自分に)大変気遣いをしてくれる優しい方でした。気品がありながら女優として非常に庶民性も持っていましたね」と柔らかな演技も似合う昭和の大女優をしのんだ。