優勝した国学院大・平林清澄。後方は日本陸上競技連盟ロードランニングコミッションリーダーの瀬古利彦氏（撮影・中田匡峻）

　「大阪マラソン」（２５日、大阪府庁前～大阪城公園） 　今夏のパリ五輪の代表選考となるマラソングランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ）ファイナルチャレンジを兼ねて行われ、初マラソンの平林清澄（２１）＝国学院大＝が２時間６分１８秒（速報値）で優勝した。西山和弥の持っていた２時間６分４５秒の初マラソン日本記録を更新し、横田俊吾の持っていた２時間７分４７秒（２３年、当時青学大）の日本学生記録も更新した。 【写真】前田監督　「平林は『シンデレラ坊や』ですね。『ボーイ』になる時は日本代表」 　以下は平林清澄のプロフィール 　◆平林清澄（ひらばやし・きよと） 　★生年月日　２００２年１２月４日。 　★出身地　福井県越前市。「お山で育ちました。お猿さんと一緒に。通学路が山」。 　★出身校　武生五中から美方高。 　★身長、体重、血液型　１６８センチ、４４キロ、Ｏ型 　★主な成績　２３年全日本大学駅伝７区区間賞、２４年箱根駅伝でエース区間の２区３位。自己ベストは１万メートルが２７分５５秒１５、ハーフマラソンが１時間３分２秒 　★陸上を始めたきっかけ　中学時代に市民マラソンに出ており、県で１０番ほどだったことから高校から陸上を始めた 　★中学時代　バドミントン部か卓球部しかなく、バドミントン部 　★食事　大食いで白ご飯は人の２倍食べる。好きなご飯は油そばで特に「油や鹿鳴」がお気に入り。今大会で優勝したことで「めっちゃ人が来るんじゃないですか。ぜひとも」と笑顔で宣伝した 　★好きなタレント　サンドウィッチマン