日産キューブが復活!? レトロリノベーション登場
中古車の新しい販売方法に注目! 【写真を見る】キューブレトロリノベーションなどの細部を徹底チェック!!!(62枚)
専用パーツでレトロ感を演出!
1月19日、日産は、販売会社の奈良日産自動車(以下、奈良日産)と共同で、内外装部品のリフレッシュやカスタマイズを施した認定中古車「キューブレトロリノベーション」のトライアル販売開始を発表した。 キューブレトロリノベーションは、東京オートサロン2023にて参考出品した「キューブリフレッシュド&レトロコンセプト」を再現した中古車だ。ベースは3代目キューブ。公開後多くの反響が寄せられ、中古車プログラムの検討を進めていくなかで、市販化が決定された。 キューブレトロリノベーションはリフレッシュパッケージと、カスタムパッケージで構成される。前者は経年劣化した部品を交換し、内外装をリフレッシュすることを目的としたパッケージで、消耗品の交換やコーティングパック、劣化した部品の交換などをおこなう。項目は車両の状態や予算によって選べるそうだ。後者はシートカバーやホイールカバー、2トーンカラーやインテリアの専用加飾など、ユーザーの好みと予算に応じて内容が選べる。 中古車両および車両改修は奈良日産にて実施。車両の保証等も奈良日産の規定に準ずるそうだ。 価格はベースモデルによって異なるが、150万円前後を想定する。20台限定販売だ。今回は“トライアル”と位置づけ、商品や価格の市場受容性を検証し、今後の事業化や対象モデルの拡大の検討につなげるという。
文と編集・稲垣邦康(GQ)