イスラエル政府 ラファ軍事作戦拡大を承認か
日テレNEWS NNN
限定的な拡大になるとみられています。現地メディアは、イスラエル政府が、パレスチナ自治区ガザ地区南部のラファでの軍事作戦の拡大を承認したと報じました。 現地メディアによりますと、イスラエル政府は、9日、ラファでの軍事作戦の拡大を承認しました。 ただ、アメリカのバイデン大統領が、ラファでの大規模な軍事作戦を行った場合に武器供与を停止する考えであることから、「限定的な拡大になる」と報じられていて、アメリカ側も「大規模な作戦を示唆するものではない」としています。 一方、ハマス側は声明で、「イスラエル側が合意を妨害した」と批判した上で、「交渉戦略を再考する」としています。 こうした中、ガザ地区への攻撃に対する抗議活動は、ヨーロッパでも続いています。 イギリスのオックスフォード大学などでは、学生らが、イスラエル軍と関わる企業への出資の停止などを訴えています。 抗議活動に参加する学生「私たちの大学が、“ジェノサイド”に加担しないようにすることは可能だと思います」 一方、イギリス政府は暴動などを防ぐよう大学側に要請していて、ロンドンにあるキャンパスでは、学生や教職員以外の入構を禁止する措置も取られています。