元スペイン代表MFフアン・マタのAリーグ挑戦が決定! 神戸退団後は8カ月間無所属も現役続行へ
Aリーグ(オーストラリア1部)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズは5日、元スペイン代表MFフアン・マタの加入を発表した。 現在36歳のマタは、レアル・オビエドとレアル・マドリードのカンテラを経て、バレンシアでラ・リーガデビュー。2007-2008シーズンにはクラブのコパ・デル・レイ優勝に大きく貢献した。その後、チェルシーではチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、マンチェスター・ユナイテッドではヨーロッパリーグ、ガラタサライではリーグ優勝を経験。スペイン代表としても活躍し、南アフリカW杯とEURO2012を制した“無敵艦隊”を支えた。 2023年夏から約半年間在籍したヴィッセル神戸でもJ1リーグ優勝を経験したマタ。しかし、自身はわずか1試合の出場に留まり、2023年シーズン終了後の退団からは無所属の状態が続いていた。同選手はエジプトのテレビ局とのインタビューにて、「僕はキャリアを続けたい。オファーを吟味して、最良のものを選ぶつもりだ」と現役続行を宣言。今後の動向に注目が集まっていた。 そんななか、2014年のアジアチャンピオンズリーグ王者であるウェスタン・シドニー・ワンダラーズが、クラブ公式サイトでマタの加入を正式発表。オーストラリア紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』は契約期間を1年間と報じた。 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズへの加入が決まったマタは、以下のように喜びを語っている。 「アジアチャンピオンズリーグで優勝した唯一のオーストラリアチームであるウェスタン・シドニー・ワンダラーズに加入することになり、とても嬉しく思っている。これからのシーズンに備えてチームと一緒にトレーニングするのが待ちきれない。この新しい冒険に感謝と興奮を感じているし、また違うリーグで優勝を狙うのが楽しみだ」
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