「『光る君へ』は大河ドラマとして新しい風を吹き込んだ」NHK稲葉会長が手応え 視聴者へ感謝の思いも語る
NHKの稲葉延雄会長が18日、東京・渋谷の同局で定例会見を開き、15日に放送が終了した大河ドラマ「光る君へ」について言及した。 ◆ファーストサマーウイカ、笑顔の吉高由里子と「光る君へ」【写真】 「光る君へ」は、吉高由里子(36)がヒロインを務め、「源氏物語」の作者でまひろ(紫式部)の波瀾(はらん)万丈の生涯を描いた作品。 稲葉会長は「今回の『光る君へ』は大河ドラマとして新しい風を吹き込んだと感じております」と手応えを口にし「いろんな見方があったと思いますが、私は高校時代に古文で習った、清少納言、藤原道綱の母、和泉式部といった、そうそうたる女流作家が次々に登場して面白かった」と続けた。 さらに「テーマ曲や劇中で流れる曲も大変モダンで美しい。これが不思議と平安時代のドラマにピッタリ合っている感じがしました。映像の面ではいわゆる平安絵巻というか、大変美しくて鮮やかな世界で、当時の人々の様子を感じさせる大変楽しいドラマだったと思います。1年間応援してくださり、うれしく思います」と視聴者に感謝の思いを述べた。
中日スポーツ