ニュージーランド海軍の艦船が佐世保に初めて入港していて、幹部が佐世保市の宮島市長を表敬に訪れました。 9月上旬にかけ周辺海域で米韓合同演習が行われたため、佐世保には様々な艦船が入港しました。 佐世保市役所を訪れたのは、ニュージーランド海軍の補給艦「アオテアロア」のロバート・ウェルフォード艦長です。 宮島市長の歓迎に対しウェルフォード艦長は「安全保障のため、同じ志を持つ日本のような国々と任務に当たれることを光栄に思います」と挨拶しました。 「アオテアロア」は物資の補給と乗組員の休養を目的に、9月14日から佐世保に寄港しています。 ニュージーランドの艦船が入港するのは初めてです。 「アオテアロア」は8月26日から9月7日にかけ行われた米韓合同演習に参加しています。 佐世保にはアメリカ海軍の強襲揚陸艦「ボクサー」も寄港していて、甲板には最新鋭のステルス戦闘機F-35Bや、オスプレイの姿も確認されました。 朝鮮半島での有事を想定したこの演習で、「アオテアロア」は「ボクサー」に洋上補給を行っています。 ボクサーは午前11時頃に出港していて、アオテアロアも18日午前に佐世保を離れる予定です。