「大事な場面でCMとかマジでありえん」ワールドシリーズ生中継、フジテレビの”痛恨ミス”にネット総ツッコミ「CM明けたらスタントン終わってた」
◇30日(日本時間31日) ワールドシリーズ第5戦 ヤンキース6―7ドジャース(ニューヨーク) ◆デコピン、トロフィーに「お手」ちょこん【写真】 大谷翔平選手と山本由伸投手が所属するドジャースが4勝1敗でワールドシリーズを制した一戦を地上波ではフジテレビが生中継で放送した。フジテレビ系では今回のワールドシリーズを全戦中継したが、この日の8回、ヤンキースが1点を追う大チャンスで間違ってCMに入ったことがネット上で非難の的となった。 ヤンキースは8回に逆転されたその裏、1死からジャッジがドジャースの7番手・トライネンから左中間二塁打を放つと、続くチザムが四球で出塁した。一打同点、一発逆転で主砲・スタントンという場面だったが、フジテレビの中村光宏アナウンサーが「ここでピッチャー代わります。大勝負が続きます」と告げるとCMに入った。 だが、実際にはトライネンは続投でスタントンは初球を打って右飛。続くリゾは空振り三振だった。中継はリゾの打席の直前にようやく再開されると、中村アナは「トライネン、続投でした。そして、スタントンは初球、ライトフライで2アウト。2アウトまできました」と説明した。 日本の野球中継ではなかなかないチャンスで主砲の場面がCMという事態に、X(旧ツイッター)では非難の声が噴出。「交代と勘違いしてCM入ったフジテレビ最悪やった。スタントンの打席見れなかった」「フジテレビこんな時でもやらかすんかい!」「けっこうターニングポイントだったのにまさかのCM フジテレビさん、たのんますよ」「大事な場面でCMとかマジでありえん」「は? CM明けたらスタントン終わってたんだけど」などの声が並んだ。 フジテレビは日本時間午前中の生中継に続いて、午後7時からはダイジェストを放送したが、こちらの8回は飛ばすことなくスタントンの打席も放送された。
中日スポーツ