早田ひな選手が一日署長 祖父が署長を務めた警察署で 福岡
パリ・オリンピック卓球の女子団体で銀メダル、シングルスで銅メダルを獲得した福岡県出身の早田ひな選手(24)=日本生命=が7日、福岡市早良区の早良署で一日署長を務めた。 早田選手の祖父の康弘さんが同署の前身の旧西署長を務めた縁もあり、実現した。早良署の桐原哲夫署長から委嘱状を受け取り、「祖父が勤めた早良署で一日警察署長を務めることになり感謝の気持ちと身が引き締まる思いでいっぱい」と笑顔で語った早田選手。 「県民の皆さんに犯罪や事故防止の声かけができるよう頑張りたい」と意気込み、署員らには「警察官はパトロール活動や事件事故の対応など、誰よりも早く現場に駆けつけ市民を守らなければいけません。今後も安全で安心な福岡県を実現させることを心より願っています」と訓示した。その後、同区の西新中央商店街を歩き、市民らに手を振りながら自転車の交通ルールなどを呼びかけた。【栗栖由喜】