「人生においてそんなチャンスはないぞと自分に言い聞かせて」 ソフトバンク緒方理貢が47打席目で初打点
◆オリックス1―10ソフトバンク(14日、京セラドーム大阪) ソフトバンクの緒方理貢外野手(25)が47打席目でプロ初打点をマークした。「人生においてそんな(打点を稼ぐ)チャンスはないぞと自分に言い聞かせてしっかり集中して打席に入ることができた」と振り返った。 ■どうしてこんな格好に…甲斐拓也ののけぞりハイタッチ【写真】 この打席までは悔やしい結果が続いた。4回の2打席目は無死一塁から送りバントを決めることができず、内野ゴロ。3打席目の5回1死満塁の場面では遊飛に倒れた。 そんな中、迎えた第4打席。再び満塁の場面で打席が回ってきた。「自分がチャンスを潰しているというのは分かっていたし、いい意味で開き直った」と、2番手鈴木博志のツーシームを捉え、左中間へ走者一掃の三塁打を放った。 開幕直後に育成契約から支配下登録され、ここまで一度も2軍に落ちることなく1軍で過ごしてきた。ただ、代走や守備固めでの起用が多く打席に立つ機会が少なかったため、打撃成績の打点の欄は「0」のままだった。「見たら0が並んでいるので、意外と気にしないようにしてたけど、いつか出るとは思っていたけど、そんなチャンスないぞと言い聞かせて打席に立った」。覚悟を決めた打席でやっと「0」以外の数字を入れた。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】 【おすすめ記事 小久保監督一問一答完全版】 「シルエットがほっそりして」【▼小久保監督一問一答完全版は下記関連リンクから▼】から
西日本新聞社