大勢「試行錯誤しながら3人で抑えられた」155キロ1回2K0封 中川皓太1回0封 桑田監督「充実した登板」
◆イースタンリーグ 巨人3―2ヤクルト(22日・ジャイアンツ球場) 巨人の中川皓太投手(30)と大勢投手(24)が22日、イースタンリーグ・ヤクルト戦(G球場)で、復帰後2度目の登板に臨んだ。19日のプロアマ交流戦・セガサミー戦以来中2日。左膝痛から復帰した中川は、同点の8回に登板。1安打を浴びたが、宝刀スライダーで三振を奪うなど1回無失点。直後に味方が勝ち越して勝利投手となった。桑田2軍監督は「もう少し楽な場面でと思っていたけど、球も良く、集中していた。収穫のある充実した登板だった」と評価した。 【動画】中川皓太、大勢がブルペンで調整中 右肩の違和感から復帰した大勢は1点リードの9回に登板し、直球はコンスタントに155キロを計測。1回無失点2奪三振で復帰後初セーブを挙げた。上半身への負担を減らすため、下半身を意識した投球フォームで圧倒し「試行錯誤しながら3人で抑えられたことは良かった。結果を出して(1軍に)呼んでもらえるように全力で投げるだけ」と力を込めた。 今後は連投テストなども行い、1軍昇格へと状態を上げていく。桑田2軍監督は「7月の頭くらいには(1軍に)送り出したいと思えるような投球だった。大事な局面で投げる2人だから、1日でも早く1軍にというより、シーズン最後まで投げ切れる状態に戻して送り出したい」とプランを明かした。(小島 和之)
報知新聞社