人気No.1は?長野県土産ランキング 売れ筋を調査 2位は…駅「生そば」高速道路SA「どら焼き」
売店スタッフ・河角美妃さん: 「第2位は『どら焼山』の栗粒あんです」 2位は、小布施町の栗菓子の老舗が手掛ける「どら焼き」。
そしてー。 売店スタッフ・河角美妃さん: 「第1位は『くるみやまびこ』です」 「くるみやまびこ」は岡谷市の菓子店「ヌーベル梅林堂」の商品。クルミが入ったキャラメル味の洋菓子です。 神奈川へ: 「(これが第1位)やっぱり!ここ来るたびに買います。クルミが入っているのとキャラメルがおいしい」 売店スタッフ・河角美妃さん: 「諏訪地域のお店のお菓子で、諏訪ならではのお土産が人気を集めているようです」
諏訪地域の品が支持される中、6位に入ったのが長野の駅ビルの店で1位だった「雷鳥の里」。 諏訪でも健闘していました。 結果を大町市の販売元に伝えるとー。
田中屋・曽根原光重社長: 「『雷鳥の里』を作って50年以上たちますので、皆さんのおかげかなと。本当にありがたい」
「雷鳥の里」は1972年発売のロングセラー。 北アルプスをイメージさせる白い包みの中に、サクサクのせんべい生地でクリームをサンドした、和と洋の味わいの菓子が入っています。
菓子自体は別の工場で製造していて、田中屋は箱詰めから出荷までを行っています。 例年、年末年始はフル稼働ということです。 田中屋・曽根原光重社長: 「(ピーク時は)800個入りの箱だと、1日120ケースぐらいは製造しています」
「土産品」として人気が定着した理由は味以外にもあるようで…。 田中屋・曽根原光重社長: 「小分けになっていますので、お土産には配りやすいのかなと。軽い、賞味期限も5か月ありますので、そういう点では楽に買っていけるお菓子」 商品は9個入りから42個入りまであり、数に応じて選ぶこともできます。 田中屋・曽根原光重社長: 「私も、自社製品ですけど、(土産に)持っていくときはありますね(笑)。帰省客の方は、長野県のお土産ということで、職場に持っていって、宣伝してもらえれば」
今回の取材ではそばや野沢菜漬けが根強い人気で、「雷鳥の里」のような味だけでなく土産品としての利便性もある商品が支持されていることがわかりました。 南北に長く地域色豊かな信州。魅力的な土産品は他にもまだまだありそうです。
長野放送