【蕎麦前 出谷右衛門】蕎麦の前に、ゆったりと晩酌を(福岡市中央区)
福岡県内のおいしいお店をもっと知りたい探したい! 県内隅々を“探検”して、見つけた「うまかもん」のお店を紹介するファンファン福岡グルメ探検隊。今回は中央区大手門にある「蕎麦前 出谷右衛門(でやえもん)」を探検してきました! ※営業時間は変更の可能性があります。 細くしなやかな蕎麦◎
お一人様も大歓迎 細部までこだわった料理を堪能する♪
小粋な「蕎麦(そば)前=おつまみ」を並べて日本酒を楽しみ、細くしなやかな蕎麦をすすって締める。そんな愉悦の時を存分に味わえるお店が「蕎麦前 出谷右衛門」です。
蕎麦前は「板わさ」(700円)や「焼き海苔(のり)」(700円)など、奇をてらわない定番の品を中心に20種類ほどをラインアップ。1人での利用者にはハーフサイズで提供するなど、細かな心遣いが行き渡ります。
人気の「だしまき」(900円)には合鴨(あいがも)農法で知られる古野農場の鶏卵と一番だしを、お揚げにチーズを包んで焼いた「きつねコンテ」(900円)には12~14カ月熟成のコンテチーズを選ぶなど、扱う素材にも一切の妥協はありません。
お品書きのどれもがお酒に優しく寄り添う味わいで、日本酒のほかにもビールや焼酎、自然派のワインなど、店主夫婦が吟味したお酒を幅広く取りそろえます。
蕎麦粉に使うのは茨城県産の常陸秋そば。「穏やかな香りが心地よく、かむたびに上品な甘みがじわじわと口の中に広がる品種です」と店主の出谷一晴さん。
羽釜でゆでられた蕎麦はするりと腹に収まる軽やかさを備えています。