アジア最終予選の難しさは過小評価されている? 大苦戦の豪州代表DFが語る難しさ「アジアのアウェイゲームは非常に難しい」
豪州は今回の最終予選で大苦戦
2026ワールドカップ・アジア最終予選途中に指揮官交代に動き、現在はトニー・ポポヴィッチ体制で2026ワールドカップ出場を目指しているオーストラリア代表。11月にはサウジアラビア、バーレーンと引き分け、勝ち点を7まで伸ばしてグループCの2位に入っている。 3位インドネシアから最下位の中国が勝ち点6となっているため、1ポイント差しかないオーストラリアも油断はできない。ただ、ひとまずグループ2位まで上げてきたことは素直に評価すべきだろう。 イングランドのイプスウィッチ・タウンでプレイするオーストラリア代表DFキャメロン・バージェスは、周囲が想像しているよりもアジアの戦いは厳しいと主張している。ゲームレベルというよりも、広範囲にわたる移動距離や気候の問題など乗り越えるべき課題が多いのだ。 「グループで2位以内に入り、ワールドカップに出場することが目標だ。本大会に出場できれば、個人としても特別な瞬間になるね。アジアのアウェイゲームは非常に難しいよ。移動もそうだし、コンディションの管理も大変だ。クラブレベルとは大きく異なるスタイルで戦ってくるチームもあり、そうした相手に仕事をやり遂げるのがどれほど難しいか。その難しさは間違いなく過小評価されていると思う」(『Forbes』より)。 グループCの場合は日本、インドネシア、サウジアラビア、バーレーン、中国で戦う必要があり、独特なアウェイの空気感を含め楽な環境ではない。アジアの戦いは甘く見られることもあるが、決して簡単な予選ではない。
構成/ザ・ワールド編集部