光り輝くイルミネーションにも“タイパ”と“SDGs”。 それぞれのクリスマスの風景を取材しました。 東京・六本木のラグジュアリーホテル「グランド ハイアット東京」の2024年のクリスマスデコレーションのテーマはSDGs。 一歩足を踏み入れると、そこは純白の木々が立ち並ぶ別世界。 色とりどりの飾り付けは、よく見るとコルク栓なんです。 ホテルで排出されたシャンパンやワインのコルク栓をアップサイクルし、ツリーも廃材を利用するなど、より良い地球環境への願いを発信しています。 一方、千葉・袖ヶ浦市の「みどりの風 みどりの丘保育園」では、初めてイルミネーションの飾り付けを外部に依頼しました。 その理由について保育園の園長は「保育園には女性の職員しかいなくて、高いところへの設置が難しくて、今回依頼してみようと思いました」と話しました。 依頼したのは、家の掃除や引っ越しなどの生活支援サービスを提供する会社。 保育園の職員は、浮いた時間で他の業務ができるので、タイパにつながることになりました。 ベンリ―コーポレーション 営業企画本部・大川眞也さん: 子供たちに“すごい”って言わせたいので。（日没まで）あと1時間半です。はい、行きましょう! 日没後に点灯式を行うため、急いで作業を進めます。 作業を見ていた園児は「ガンバーレ!ガンバーレ!」と応援していました。 そして、イルミネーションが点灯すると、園児たちは大喜び。 ひも状のLEDを使用したクリスマスツリーの他、ジャングルジムもLEDでデコレーションされ、サンタさんや汽車も飾られました。 夜空に映えるイルミネーションに、園児たちは「ありがとうございました!」と声を揃えてお礼を言いました。 保育園の園長: 子供たちが喜んでいて、笑顔がいっぱい見られたので、よかったなと思いました。